新しい病院を作ろう。

明石で新しい病院を作ります!

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

新しい病院を作ろう 12

建設会社を探さなくっちゃ。続きの続き。コンペティションというのを行なった。基本設計図をもとに、仕様を決め、この金額だったら新しいふくやま病院を建築できますよ、という数字を出していただく。今回、ローコスト建築になる覚悟は、設計に入る前からし…

新しい病院を作ろう 11

建設会社を探さなくっちゃ。続き。坪単価70万円代の挑戦は建設会社の微苦笑とか哄笑とか憫笑とかいろんな笑いを引き出せたけど、工事を受けていただく会社を探しているんであって、笑いを取りに行ってるわけではない。いやはや。「さすがに80万円代ですかね…

新しい病院を作ろう🔟

建設会社を探さなくっちゃ。土地は山陽電車さんに借りることに決まった。設計事務所も伊藤喜三郎建築研究所に決まった。コミュニティデザインを studio-Lさんと一緒に行なうことも決まった。あとは僕たちの意図する建物を作っていただける会社を探さなくっち…

新しい病院を作ろう 9️⃣

スタッフ会議をしなくっちゃ。キックオフしなくっちゃ。「新しい病院会議」という、まんまやん!な名前の会議を開催する。オープニングの講演が山崎亮さんという、とっても贅沢な会議だ。弱小病院なのに。そのあと、業務とかぶらないスタッフ(2015.11.16 は…

新しい病院を作ろう 8️⃣

ソフトの設計をしなくっちゃ。山崎亮さんからstudio-Lのスタッフの西上ありささん、丸山傑さん、藤原麻未さんのチームを紹介される。特に丸山さんにはいろんなことでお世話になるし、この時から仕事の境界域でいろんな話をすることとなる。studio-L にお願い…

新しい病院を作ろう 7️⃣

もひとつ頼まなくっちゃ。今度は病院プロジェクトの3年前に遡る。僕は全日本病院協会兵庫県支部という団体で若手の集まり(ヤングフォーラムっていう。ちょっと恥ずかしい)の世話人というお仕事を任された。そのとき、ぜひお招きしてお話を伺いたい、とご無…

新しい病院を作ろう 6️⃣

まだ、いつかは病院建て替えなきゃとは思ったものの、やる気はあるもののお金はない。 土地もない。そのころは現病院の敷地で建て替えるのかな、と漠然と思ってたぐらい。 鈴村から聞きました。 と、にこにこしたおじさんが譜久山病院にお越しになったのは、…

新しい病院を作ろう 5️⃣

設計事務所に頼まなくっちゃ。実は設計事務所は決まっていた。病院設計のプロフェッショナル、伊藤喜三郎建築研究所だ。付き合いはその時点から8年前。僕が病院管理者研修の講義でレクチャーを受けた時点に遡る。鈴村明文さんがプレゼンされた那須塩原温泉病…

新しい病院を作ろう 4️⃣

今度こそ掴まなくっちゃ。そんな経験があり、今度の土地の件は逃すわけにはいかなかった。今度の譜久山病院の建て替えには公的助成が入ることになっていた。耐震化対策のための事業費だ。5億6000万円。ありがたい。これは助成が受けられる年度内で工事の着工…

新しい病院を作ろう 3️⃣

轍を踏まないようにしなくっちゃ。結果、負けた。「まあ、3億までいけば十分でしょうが、余裕みて3億4000万円で」という譜久山病院のメインバンク系不動産会社のアドバイスに従って始まった土地の交渉。確か入札になる前のお話では2億8000万円の購入額はど…

新しい病院を作ろう 2️⃣

土地を借りなくっちゃ。 そんな振られてばかりの日々に転機が訪れた。山陽電車さんが高架化するための事業用地が工事後に空くかも。そんなお話が飛び込んできた。 お伺いしますします。かなり前のめり気味に山陽電車本社を訪れる。 「うーん。貸してもいいけ…

新しい病院を作ろう1️⃣

病院建て直さなくっちゃ。大雨降ると雨漏りしたり、そもそも雨が降ってなくても水漏れしたり。三回に分けての増築、改築を重ねた動線は長く、複雑で夜中にトイレに行ったおばあちゃんが迷ったりしてた。当時四十年を迎えようとしてた譜久山病院はいろいろ問…